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看護実習の目標と計画 具体的な立て方のポイントや疑問




看護実習の目標と計画 具体的な立て方のポイントや疑問

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看護実習の目標って難しいですね・・・

例年、悩む生徒は多いわね

私もすごく苦労します

わかったわ
詳しく説明するわね

看護実習において目標や行動計画は必ず必要ですね。ここでは

これらを解説していきます。


①看護師として、自分ができるようになるべきことを、箇条書きにできるだけたくさん書き出す

看護実習の目標、行動計画の書き方の1つ目として出来るようになりたいことを箇条書きに書きだしましょう。きっと、膨大にあります。

書き出すのは大変なので、その時は沢山思い浮かべましょう。それでも思いつかない人は、学校から提示されている授業内容や実習内容に目を通してください。

そこには、看護師として身につけなければならない事が網羅してあります。その中でも、これは大事だなと思う部分を、自分の中で具体的な目標にしてみましょう。

②さらに、予定された実習内容の中で、自分が特に学びたい・経験したいと思っていることを書きだす

看護実習の目標や行動計画の書き方の2つ目は、この実習は何を学ぶ実習か、という事です。

慢性期の実習で急性期を学ぼうと思っても、なかなか学びにくいものです。
この実習のねらいは何なのか。これもきっと、実習要綱に記載されていますし、指導者からも実習前のオリエンテーションでも抑える所だと思います。
それをじっくり読んで、自分の目標をそこからリストアップしましょう。

③その書き出したことを実現するために、何をする必要があるかを具体的にすると、それが目標となる

3つ目は目標が決まったら、どうしたらそうなれるのかを考える必要があります。
②で決めた事が大きな目標(大目標)だとすると、ここで決めるのが小さな目標(小目標)です。

日々、どのような目標(小目標)を達成していけば、実習最終日にどうなっているか(大目標)を考えましょう。

ここでは、できるだけ具体的に、評価がしやすいように立てましょう。何ができたら達成になるのか、判断つきやすい言葉にしておくことで、評価がしやすくなります。

④計画を立てる

次は実習の行動計画を立てます。小目標を達成するには、自分は何をしなければ行けないのかを具体的に書きます。いつ、何を、どのくらい、を考えて書きましょう。

上の②〜④を例を挙げて説明すると、
②(大目標)患者の疾患を理解する
③(小目標)疾患の機序を説明できる
④患部の解剖を学習する、疾患の症状を学習する、検査についてその根拠を踏まえて調べる…など。

あくまでも例えです。
しっかりと自分で目標を見つけ、そこから計画を練って行ってください。

看護実習における患者の状態による目標の立て方

上記では、あくまでも看護実習の目標の立て方を説明しました。
今回は、患者さんの目標の立て方です。

一言に目標と言っても、自分(看護師)の目標を立てる時と患者の目標を立てる時があるので、必ずその違いを確認しましょう。どちらかわからない時は担当、指導者の教員に質問して、的外れな目標を立てることのないようにしましょう。

患者さんの目標は、自分の目標ではないので、必ず患者さん自身に必要なことは何か、を考えて決めましょう。

その時に、寝たきりの人に一週間で走れるようになる目標を立てる人はいませんよね?

必ず、患者さんの状態に合わせなければなりません。(よく言われる個別性、というものですね。)どのくらいの期間で、どこまでできるようになりたいか…は、患者さんの現状、病状、ADL(日常生活動作)、環境、本人の意向(やる気)、を加味して考えましょう。

目標は高すぎても易しすぎてもいけません。達成できるギリギリの所を目指しましょう。そしてここでも、達成したかどうかを評価しやすいように、具体的に表せる言葉を選んで書いてください。

今後の課題の拾い出し方

今後の看護実習の自己課題は、実習評価表を見ましょう。できれば、実習が終わってからではなく、実習の途中で一度評価表を付けてみることをお勧めします。

途中でつけることで、今何が足りないかが分かりますし、看護実習における今後の自己課題として後半、達成できるように具体的に努力することができます。

評価表には、必要な課題が全て書かれています。すべてを達成できるようになるには、今どこの点数が低いかを見つけると、そこに自分の課題は書いてあります。

目標を立てる時のポイント

これも、実習要綱をしっかりと読めば書いてある事です。ポイントだけ伝えるとすれば、語尾は

「理解できる」
「行なうことができる」
「述べることができる」
「把握することができる」
「説明することができる」

などです。何を、というのは自分の中で見付け出してくださいね。

レポートの事を知りたい人は看護実習のレポート 書き方書き始めのコツとポイント
をご覧ください。

ここでも、書き方のポイントをお伝えします。

①目的

目的は一つとは限りません。足浴一つにとっても、清潔保持、循環促進、リラックス効果、離床、などの目的が考えられます。

それは患者さんによっても違いますし、日々によっで違うかもしれません。その時、その患者になぜ行う必要があると考えたのかを表してください。

②準備

準備する物品は教科書に書いてあります。それを写すだけではいけません。ここでもやはり個別性が大事になります。
この患者さんだから、この物品が必要なのだ。というものはないかどうか、考えてみてください。

③実施

実施も、教科書通りにはいきません。教科書にはベットの上での実施手順が書いてあったかもしれませんが、その時の患者さんの目的によっては、ベットサイドで座って行うことが適している場合や、お風呂場で行うことが適している場合などがあります。

その患者さんに一番良いと思う方法を考えましょう。可能であれば、患者さんと一緒に考えてみても良いかもしれませんよ。

「足を洗おうと思うのですが、どこで洗ってほしいとか、こうしてほしい、とかご要望は ありますか?」

こんなふうに声をかけると、患者さんとのコミュニケーションも取れますし、患者さんの意向を汲んだ実施方法で行うことができるかもしれません。

コミュニケーションの事を詳しく知りたい人は看護実習コミュニケーション 困ったら使える対象者別方法をご覧ください。

④留意点

必ず留意点もまとめておきましょう。これも、教科書に載っていることプラス、この患者だから必要なことを考えてみましょう。

例えば、【座位で足浴をやる予定の時は血圧変動の危険性があるので、前後で血圧測定を行う】や、【皮膚の脆弱な患者であるため、力の強さやベイスンによる圧迫に注意する】などです。


①情報収取

まず、ただやみくもに患者を受け持ったからバイタルサインを測るのではなく、バイタルサインを測る理由を情報の中から見つけましょう。

そしてその測ったバイタルサイン自体もまた情報となります。これを活かしていく必要がありますね。

それからもう一つ大事なのは、いつ測るのが適しているのか、何回測る必要があるのか、などを考えて計画を立てると、具体的な計画が上がります。

②確認

正常値、異常値がわかっていないと判断ができません。その確認をしましょう。
患者さんの所に行く前に、物品は揃っていますか?患者さんの所から戻ってくる時も、忘れ物はありませんか?必ず落ち着いて確認をしてください。

③観察

バイタルサインを測る時には、必ず数値だけではない観察も行いましょう。
患者さんの表情はどうですか?患者さんは何か言っていましたか?看護師はいつでも患者さんを観察してください。

④報告時

まずはバイタルサインという情報を得たら、その情報をアセスメント(考察)してください。熱が何度でした、という報告なら、看護師じゃなくてもできます。

それは正常なのか異常なのか、異常ならばどうしたら良いのか、それを判断して考えるのが看護師です。看護師を目指す看護学生は、その思考過程を踏む練習をしましょう。

そして報告の時には必ず、どこの誰のいつの何なのか、を伝えてください。
例えば「◯号室の◯◯さん◯時のバイタルサインは◯◯で、正常範囲内でした。」という感じです。

患者さんそれぞれの個人史があります。それを踏まえた上で個人を尊重する態度を心がけましょう。既往症をたくさん抱えている患者さんもいます。必ず既往症と生活歴の情報を取り、その相互関係を考察しましょう。

疾患による変化だけでなく、老化に伴う変化もあります。そこにも目を向けて目標や計画を立てましょう。

社会資源の活用や、家族との関係性も退院後を見据えた看護として重要なので、しっかりと情報を取りましょう。

見学実習ポイント

おそらく看護実習の初日の方になると思います。緊張を乗り越えて、たくさん見て、聞いて、感じてください。質問は積極的にできるように、目標は事前に考えておくと良いと思います。(その時見学する部署のことを教科書などで調べて、そこから質問を考える)

病院がどういう所で、患者さんはその環境の中どんな思いでいるのか、などを考えて見てきましょう。

リハビリ実習でのポイント

治療メインでなく、回復過程にある患者さんが主です。
理学療法士さん、作業療法士さん、言語聴覚士さん、そして医師、看護師。

それぞれがどんな役割分担で、どんな援助(医療)を行っているのかを学びましょう。
患者さんをどう支援していくかを考えて、患者さんのゴールを目指しましょう。


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