在宅看護1

在宅療養者を支援するチームケアで最も適切なのはどれか。

  • 多職種の参加が必須である。
  • 療養者はチームメンバーに含まれない。
  • チームリーダーの職種は規定されている。
  • 療養者が納得してケアを選択できるように支援する。

【解説】
療養者がサービスを利用していない場合は、多職種との連携は必須事項ではない。
チームリーダーの職種は規定されていません。
療養者の周りの人々は本人や家族の意思決定を支える事が大切。本人もチームメンバーとして自らの考えや希望を述べる事も重要。

【正解④】

介護保険制度の訪問看護で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 利用回数は週3回に限られる。
  • 理学療法士による訪問は含まれない。
  • 主治医の訪問看護指示が必要である。
  • 要介護認定を受けないと利用できない。
  • 2か所の訪問看護ステーションは利用できない。

【解説】
主治医による訪問看護指示書は介護保険の訪問看護には欠かせません。
当然要介護認定を受ける事は必須です。利用回数に制限はなし。理学療法士も訪問看護ステーションに配属されている。複数の訪問看護ステーションからの訪問看護をケアプランに組み入れることは可能。

【正解③④】

訪問看護ステーションで正しいのはどれか。

  • 利用者は高齢者に限定される。
  • 常勤換算で2.5名以上の看護職員が必要である。
  • 訪問サービスの提供は看護職でなければならない。
  • 勤務する看護師は臨床経験5年以上と定められている。
  • 訪問看護ステーションは24時間体制を義務付けられている。

【解説】
訪問看護ステーションの看護職員は、常勤換算で2.5名以上と規定されています。ステーションの利用者に年齢制限はなし。ステーションに就業が可能なのは
・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士
臨床経験を規定する法律は看護師にはありません。 各ステーションによって24時間体制かどうかは申請により異なります。

【正解②】

Aさん(86歳、男性)は自宅で療養しており、84歳の妻が介護している。Aさんは寝たきりで、尿失禁のためオムツを使用している。Aさんの排尿量が多く、何度も布団を汚して困ると妻から相談があった。Aさんの妻の介護負担を考慮した訪問看護師の対応で適切なのはどれか。

  • 水分の摂取量を減らすように話す。
  • 膀胱留置カテーテルの使用を提案する。
  • ポータブルトイレに定期的に座るよう勧める。
  • オムツに尿取りパッドを追加するように指導する。

【解説】
まず妻の年齢が84歳と高齢なのでポータブルトイレヘ定期的に移動介助は介護負担になってしまう可能性があります。Aさんも86歳と高齢から考えれば水分量を減らすことは脱水症状につながる可能性が高いので危険。尿路感染を起こす危険があるので膀胱留置カテーテルを使用する事は不適切。尿の漏れを防ぎ、オムツ交換が楽という事を考えれば尿取りパッドの追加が適切です。

【正解④】

80歳の男性のAさんは軽度の認知症で、集合住宅で1人で暮らしをしている。喫煙習慣がある。生活環境の安全に関する訪問看護の活動で、毎回の訪問時に確認する必要があるのはどれか。2つ選べ。

  • 戸締り
  • 喫煙本数
  • 煙草の吸い殼処理
  • 浴室の換気システム
  • 預金通帳の保管場所

【解説】
この問題で重要な事はAさんの安全です。その観点から考えていきましょう。まずこの中で安全を脅かす可能性があるのは戸締りとタバコの吸い殻処理です。この2つが起こる事で盗難や近隣住民を巻き込んだ火災などを起こす危険があります。安全に関する訪問看護の活動で出来ることはAさん自身に戸締りの習慣を付けてもらう事です。

【解答①③】

気管切開による24時間の在宅人工呼吸療法を行う患者と家族への退院指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

  • 入浴はできない。
  • 外出や旅行は控える。
  • 外部バッテリーを準備する。
  • 呼吸器回路の予備を準備する。
  • 加温加湿器には水道水を入れる。

【解説】
この中で時間の未来に起こる事で予め対処出来る事は外部バッテリーを準備する、呼吸器回路の予備を準備する、です。停電や緊急時は考えられますし呼吸器回路もトラブルがある事は考えられます。他は切開口の管理等を適切に行えば気管切開していても人浴は可能です。人工呼吸器の管理も付き添う人が行えれば外出や旅行も症状が安定していれば可能です。加温加湿器には水道水ではなく感染予防のために滅菌蒸留水を入れます。

【解答③④】

外来で抗癌化学療法を実施していた胃癌の患者に、皮下埋め込み式ポートによる中心静脈栄養法を開始することになった。患者・家族への指導で正しいのはどれか。

  • 入浴は禁止する。
  • 針は2週間留置可能である。
  • 注入時刻は、患者の生活に合わせる。
  • 使用済みの針は缶に入れ、市町村の分別ごみに出す。

【解説】
中心静脈栄養は2つあり24時間持続注入方法と間欠的注入法です。この場合は間欠的方法で専用の針を使用し皮下埋め込み式ポートを行います。そのため、針は輸液注入時に挿入し、その後は抜針します。抜針後30分経過し、止血が確認できたら入浴も可能です。患者の生活に合わせる事は可能です。注入薬剤や輸液量に合わてて注入時刻は変更可能です。中心静脈栄養に使用した針は、感染性廃棄物になりますので、ふたのできるビンなどに保管して医療機関に持参するよう指導します。

【解答③】


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