看護師国家試験の必修問題の難易度 必修一般の安全圏の点数は?

看護師国家試験の難易度は必修問題や一般問題で違います。そこで思う事が

  • 毎年問題の難易度は違うの?
  • 必修問題の難易度は高い?
  • 必修問題、一般状況の問題の安全圏の点数は?

ここではこのあたりを解説していきます。

毎年看護師国家試験の難易度は違うの?

看護師国家試験の必修問題の合格ラインは毎年変わらず80%以上を正答しなければいけないといわれています。それは必修問題が導入されてから変わりません。

範囲は看護師にとって基本で重要な問題が出題されます。今では看護師国家試験の午前と午後に25問ずつ合計50問が出題されます。導入当時は必修問題の過去問を見ても分かるように30問でした。

それに対して一般問題・状況設定問題は難易度や受験生のレベル等で毎年変化します。第103回看護師国家試験では必修問題50点のうち40点を満たす者が合格。

一般問題 状況問題 250点のうち167点(66.8%)が合格ラインとなりました。
以下に近年の必修問題と一般状況問題の難易度の推移を紹介します。

99回 必修問題 50点中40点 80%
一般問題・状況設定問題 250点中167点 66.8%
100回 必修問題 50点中40点 80%
一般問題・状況設定問題 250点中163点 65.2%
101回 必修問題 50点中40点 80%
一般問題・状況設定問題 247点中157点 63.5%
102回 必修問題 50点中40点 80%
一般問題・状況設定問題 250点中160点 64%
104回 必修問題 50点中40点 80%
一般問題・状況設定問題 248点中159点 64.1%

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看護師国家試験の必修問題の難易度は高い?

第93回から96回にかけて徐々に看護師国家試験の難易度が下降した。(特に第96回は想起型の問題が多く易しい問題であった)様相を呈しているが、第 97回ではやや持ち直しています。

102回は、計算問題における非選択式形式が採用されたこともあり難易度が上がり88%と近年では最も低い合格率となった が、103回は合格率が89.8%と前年より1%向上しています。

このように難易度は年によって多少の変動はあるものの、今後も極端な難化などは考えにくいでしょう。

第98回看護師国家試験(2009年2月21日施行)より、従来の四者択一問題に加え、五者択一、五者択二及び写真など視覚素材を取り入れた問題が出題されています。

必修問題、一般状況の問題の安全圏の点数は?

近年の変化で注目する内容としては、

① 必修問題の増加(30問から50問へ)

② a b c dの組み合わせを選択する形式は激減し、正しいのはどれかを問う問題に変化

③ 四肢択一問題から次第に五肢択一・五肢択二問題の増加

④ 図や写真等を用いた視覚問題の増加

⑤ 問題配列の変更(出題形式別・午前午後均等配列)



今後の国家試験動向の予測としては

①五肢択一・択二問題:増加致命的・触法・人権侵害に関連した行為を問う問題が強化される。

②視覚・写真問題:画像診断も含め増加より実践的な観察技術を試験で問う目的で増加しますが、問題数は10問題以下であると推測される。

③問題配列の変更・午前午後の均等割出題範囲が広く、出題形式が多いことから、正答上の混乱を避けるために、しばらくは科目順・問題形式順で午前午後の均等割の形式に配列されると推測されます。

このあたりは看護師国家試験の必修対策として押さえておくべきでしょう。

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まとめ

看護師国家試験の合格率を決定する因子としては、第103回の合格ラインをみると、基本的知識を問う必修問題では、80%の絶対評価、出題の大半を占める 一般問題・状況設定問題は66%以上必要であり、

これにより 看護師の最低資質の確保を求めており、:今後、試験問題の適切さは検討継続と推測します。

人員需要の程度から判断すると、合格率90%、47,000人合格を維持すると推察されます。国家資格試験としての権威から考えると、正答率65%程度を目標としていると推測されます。