看護実習のレポート 書き方書き始めのコツとポイント

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目標もそうだけどレポートの考察の仕方が難しいです(悲)

失敗する人の原因はあるわね

えっ、それ教えてください!

わかったわ

看護実習のレポートの書き方をここでは解説します。

これらを解説します。

看護実習後のレポートの考察や書き方のコツ

①日々のケアを通して、患者にどうなってほしいのか

まずは、看護実習のレポートの上手い書き方はまず目標がなくてはいけません。これは指導者にも言われているともいます。

ここで間違えないように気をつけたいのは、自分が患者に望む姿ではなく、あくまで患者さんの目標です。患者さんが必要とする事を見つけて、目標にしましょう。そしてそれは、達成可能な目標にしましょう。

患者さんは何を求めていますか?それを探し出すのが情報収集です。

例えば退院後に目標を置くとしたら、その患者さんの自宅はバリアフリーですか?それとも階段を登らなくてはならないですか?

階段を登らなくてはならない環境であれば、リハビリを進めて階段を登れるようになることに目標を置くのも一つです。けれど、歩けない患者さんにはその目標は適していません。それならば、退院までに自宅環境を整える目標が必要になってきます。

このように、患者さんに必要な目標を探すには、生活背景を考える必要があります。患者さんに必要な事、患者さんが望んでいる事、そしてそれをどうしたら達成できるのかをコミュニケーションをとり情報収集しながら考えましょう。

看護のコミュニケーションで困っている方は看護実習コミュニケーション 困ったら使える対象者別方法をご覧ください。

②そのために患者にどんなケアを行っていきたいか。

目標が決まったら、そこに向けたケア計画を考えます。これも、自分中心にならないように気を付けてください。自分がやりたいから、ではなく、患者さんのどういう所に必要だから、と言える計画を立てましょう。

これは、できるだけ具体的に書くと良いです。

具体的というのは、自分以外の人がその文章を見ても、自分と同じ行動が取れるような計画のことです。

この視点を持つと、曖昧な表現をしなくなります。
患者さんの観察を行う。ではなく、いつ、どこの観察を行うか、までを書く必要があります。

③具体的に患者にどんなケアをしたのかと結果

計画を実施したら、結果を書きます。自分はどんな行動をしたのか、患者さんはどんな反応を示したのか、またどんな行動を取ったのか、を事実に基づいて書きます。事実に基づく、というのは、予測や勝手な判断を書かないことです。

看護実習のレポート書き方の例としてよくあるのが、患者さんはとてもリラックスしていた。という文章。…本当ですか?それは希望的観測ではありませんか?

そうではなく、患者さんは笑顔で、「リラックスできました」との発言があった。こういった、事実を書きましょう。ここで終わりではただの観察日記です。

次は、その結果は目標に対してどうだったのか、を書きます。

目標を達成できるものだったのか、できなかったのか。できなかったならば、何故できなかったのか、どうしたら目標達成できたのか。そこまでを書くのが、看護のレポート書き方のコツです。

看護実習のレポートが失敗する原因

①看護目標、計画が適していない

看護実習の際のレポート内容が失敗する原因の一つは、そもそも目標や計画がうまく立てられていない事にあります。

前述のように、目標や計画が患者さんに適したものであれば良いのですが、達成不可能な目標や計画を挙げていると、結果考察で躓きます。

例えば、歩けない患者さんに、自力で歩行できる目標を挙げ、毎日歩行訓練する計画を立てた場合。歩けないのにいきなり歩行訓練はできませんし、結果達成することも困難です。こうなると、歩けなかった、としか結果の書きようがなくなります。

この失敗をしないために、目標と計画はきちんと結果を見据えて立てる必要があります。

②感想や思いになってしまう原因

次によくある失敗として、看護実習のレポートが感想文になってしまう事があります。

レポートに主観や思いは必要ありません。

「患者さんが目標達成できたので良かったと思います」
「患者さんが目標を達成出来なくて残念でした」

これが感想文です。

自分がどう感じたか思ったか、ではなく、何が功を奏して達成できたのか、どこが良かったのか、達成出来なかった原因は何なのか、どうしたら良かったのか、考えた事を書きましょう。これが考察です。

レポートの書き方のコツや書き始めについて

これは文章の基本5W1Hをいつも念頭に置いてください。毎回5W1Hすべてを書かなくてはいけないわけではありませんが、これを意識すると分かりやすい文章に近づきます。

☆5W1Hとは…いつ(when)どこで(where)誰が(who)何を(what)なぜ(why)どうする(how)

結果を先に書き、後で経過を書く方法もありますが、文章が苦手なのであれば時系列に記入する方が良いと思います。

こういう事があったから、自分はこういう 行動を取り、患者さんからこういう反応が返ってきたので、どうだった。といったふうに、事実を順を追って記入しましょう。

それから、誤字脱字、変換ミス、接続詞間違い…非常に多いです。書いたら満足ではなく、必ず読み返してください。読み返すだけで防げる指摘ポイントが沢山あります。

レポートは提出物です。指導者や先生に失礼のないように、丁寧に記入しましょう。字の上手い下手ではありません。下手でも丁寧に書こうとしている心がある時と、雑に書いている時の違いは明確に分かります。

失礼のないように、というのは、シワになっていたり、メモ書きをそのままにしていたり。提出するものなので、そういった事はないように大切に記録物を扱いましょう。

基本的な事ですが、何事も基本が大事です。基本ができてこそ、内容が活きてきます。

最後に

レポートは書くのがとても大変ですが、書く事が目的ではありません。

患者さんに行った行為をカルテに記入する練習でもあり、自分が行った看護の証明でもあります。

看護実習で振り返った学びを自分のものにしていく事こそが、本来の目的です。苦手意識を抱く前に、何故書く必要があるのかをもう一度振り返ってほしいと思います。書く事を繰り返していく事で、いつの間にか書けるようになるものです。諦めずに書いてみましょう。