小児看護実習はもう終わった?

これからです
私、子供好きだから凄く楽しみです

好きなのは良い事ね
でも、あくまでも看護だから油断しちゃだめよ

はい、分かりました

ここでは小児看護実習の

これらを解説していきます。

①子供の特性と発達課題を理解する

小児看護実習において特に大切になってくるのは、大人と違い発達段階にあることです。

どの発達段階にいて、どんな発達課題があるのかを明確にすることで、病院とい う特殊な環境下においても成長発達を促し、ケアすることができます。

必ず事前学習を行い、発達段階を知っておきましょう。

受け持ち患児が今どの発達段階かをすぐに判断できるように準備しておくことが大切です。その準備があってこその理解です。
また、子供としての特性を観察して学びましょう。

どんなふうに病気と向き合うのか、どんなふうに病院という環境に馴染んでいくのか、観察してみましょう。

②家族とのかかわりを学ぶ

患児を看護していく上で欠かせないのが、家族とのかかわりです。

両親や兄弟など、その患児の家族背景とその協力体制、面会の頻度や時間などの情報が必要となります。

家族が協力的でよく面会に来るのであれば、家族の力も活かした看護計画を立案できると良いと思います。ただでさえ病気や病院という慣れない環境のもとで、 家族は子供の側にいたくても居られない状況となっています。

家族関係が良好であれば、家族は子供と関わりたいと思っています。しかし、病気の子供に病院という場で、どう関わったら良いか、関わっても良いのかわからない状態の場合があります。

そんな時は、家族を巻き込む看護を心がけてください。

患児にとって も、家族にとっても、相互に良い関係づくりになると思います。

③人権を尊重したかかわりを持つ

患児、子供、とはいえ、もちろん一人の人間です。人権を尊重する事を心がけましょう。敬語を使え、というわけではありません。

親しみやすい話しかけ方でも大丈夫です。プライバシーに配慮し、からかったりばかにしたりすることのないように気をつけてください。

自分はそんなつもりはなかったとしても、患児が傷つくような事があればそこは配慮が不足していた可能性があります。患児とも良好な人間関係が築けるようにしましょう。

④小児科における看護師の役割

成人や老年と違った、小児科病棟(または外来)ならではの看護師の役割があると思います。それは一体どんな事なのかを見て学びましょう。

きっと、ただ日常生活の世話と診療の補助をするだけではありません。時には母親のような役割を、時には学校の先生のような役割を、看護師は色々な役割を担っています。

⑤セルフケアを伸ばす

子供だからできないだろうと、手を出しすぎることのないように注意しましょう。子供にも、成人と同じ安全・安楽・自立の視点が必要です。むしろ子供は成長発達の段階にいるので、より自立(セルフケア)を伸ばすかかわりが必要になってきます。

発達を看護者が阻害するようなことはあってはいけません。発達を助ける関わりかたができるように心がけましょう。

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小児看護実習の行動計画で大事なポイントは以下です。

①患児と家族の心理状態を理解できる

子供が病気にかかるとはどういうことなのか。患児がどう感じ、どう受け止めているのか、理解しているのか。家族はどう反応しているのか、を観察し、情報を取り、考察しましょう。

さらに、自分だったら看護師としてそこにどう介入していけたらいいのかまでを考えることができるとさらに良いですね。

②病態を理解する

これができなければ看護計画はあがってきません。病態の学習はもちろんのこと、それが患児に実際どのように影響しているのか、どのような症状がなぜ出ているのか、までを調べましょう。

③援助を通し、看護の在り方を考えることができる

小児看護がどうあるべきなのか、それは具体的な援助の中でどうアプローチするべきことなのか、を見つけましょう。援助をしている時の成功例や失敗例、患児や家族の反応などを通して、考察しましょう。

④問題点をあげ、優先順位を抽出する

疾患により上がる問題点や、その症状により健康な成長を妨げる問題点などをピックアップし、優先順位を決定しましょう。

優先順位はどの実習においても一緒です。まずは生命に関わる問題点、安全・安楽に関連のあるもの、患児に苦痛のあるもの、などが優先順位の考え方です。

⑤個別性を考慮した方法で援助を実施し、評価することができる

患児においても個別性が大事です。成長発達の段階に合わせて、セルフケアを獲得できるような看護計画があがってくると良いですね。

そして援助を実施したら、患児にとってどうだったか、家族の反応はどうだったか、などを観察し、計画が妥当であったかを評価してください。

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①発達段階とその特徴

患児がどの発達段階にいて、どんな発達課題をかかえているかをすぐに調べることができるように事前学習しておきましょう。

何才(何ヶ月)でどういう事ができると正常範囲なのか、どんな心理が働くのか、精神(情緒)が育つのかを学びましょう。

  • ピアジェ/感覚運動理論(前理論)
  • エリクソン/発達課題
  • ブリッジェス/情緒の発達
②遊びについて

遊びが成長に及ぼす影響、遊びの種類
(ひとり遊び、傍観遊び、共同遊び、並行遊び、連合遊び)などを調べましょう。

小児科だけでなく、保育園実習があるところも多いと思います。その際には子供と子供の関係性、子供の社会というものを見て学びましょう。

③小児におけるバイタルサイン

患児の年齢によってはバイタルサインの測り方や、測る道具が成人と違うことがあります。必ず確認しておきましょう。

また、正常値も成人とは違うので、必ず学習しておき、患児を受け持った時に、すぐ正常値がわかるように準備しておいてください。

④形態的発達と機能的発達

形態的発達とは身体的な成長を意味するものです。乳幼児期は特に、身体の計測などが必要になってきます。

計測の方法と発育曲線(発育標準値)を調べておきましょう。

機能的発達とは呼吸、循環、代謝、免疫などの身体機能の発達のことを指します。何歳くらいで何が発達するのかを学んでおきましょう。

⑤生活の援助

衣服、食事、排泄、清潔、睡眠、などの日常生活は患児にとってどういったものであるべきかを調べておきましょう。

それが病院の中で病気というものを抱えた状態では、どう変わっていくのかを考えられるように準備しておきましょう。

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①安全管理

子供は自分で安全を守ることができません。いつも以上に安全管理を徹底してください。
離れる時はベッド柵を必ずする、持ってきた物品を置きっ放しにしない、など、環境整備を常に心がけましょう。

②健康管理

自己の健康管理に注意してください。感染症などの媒介にならないようにしましょう。実習に行く前に健康診断などが個別にある施設もあると思います。必ず期限を守って健康診断を受けてください。

そこから実習に対する姿勢は現れてきます。実習中の自己管理も徹底しましょう。具合が悪いけれど単位を落としたくないから無理をして実習に行く、というのは、自分勝手で自己管理ができていない行動です。







③人間関係

患児との関わり方も、その距離感を大事にしましょう。

span>患児がとても可愛く思え、患児も懐いてくれて、とても仲良い関係が作れることもあると思います。

しかし、患者と看護者であるということを忘れないようにしてください。やたらと抱っこしたり、手を出しすぎたりすることで、患児の自立を育てることの弊害に なったり、親の教育の妨げになったりすることに繋がる可能性もあります。

必ず距離感を保ち、家族(特に両親)とも良好な関係を作れるように心がけましょう。挨拶、態度、言葉遣いなどに気をつけましょう。