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  • 看護師国家試験の過去問、問題集の活用方法 どの程度繰り返す?
 

過去問を解いてるだけで大丈夫?

過去問を解いているだけで大丈夫かといえばそうではないでしょう。
私の経験から、授業で使ったテキストを読む、一通りすべてを読み解くうちに何が大切な個所なのかが一度授業で習っていますので理解できます。次に過去問や問題集を解いていく「理解・整理しながら記憶に残していく」これが効率的な学習方法といえます。
学習を一連の流れとして行う事が大切です。他に過去問をするメリットは領域別に収めてある過去問を行う事で問題の出題基準の傾向を把握出来るという事があります。

過去問から全く同じ問題がどれくらいの割合で出るかは分かりません。しかし出題傾向は出題基準変更点を除きほぼ同じです。変更点はそれ相応の対策が必要ですが、変更がない項目は過去問を3~5年分を3~5回程度繰り返し行う事で対策が出来るはずです。
看護師になろうとする人は膨大な知識の詰め込みが必要でこれはまさに人の命に直結している授業である事が理由です。
授業の中でテキストに沿った解説を受けていると思いますので看護師国家試験に向けてもう一度最初から読み直す。読み直す中で授業の中で印象に残っている内容が再度頭の中にインプットされると考えます。

そして次に過去問や問題集に取り組み、一つ一つの問題を丁寧に解いていく、答え合わせをして間違っている個所は解説をよく読み理解すると同時にテキストに戻りその 内容が書かれているところを見つけ理解できるまで熟読しましょう。

以上の方法で全教科を見直していきます。その上で第一に取り組むのが「解剖と生理学」です。この知識がなければ次に進んでも“何故”がわからないままの暗記学になってしまいます。

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オススメな過去問の基準は?

おススメの過去問の基準は以下です。

  1. 最新の出題基準に準拠していること
  2. 出題全科目が網羅されていること
  3. 一冊にまとめられていること

どこにでも持ち歩ける、繰り返し見る、追記・記憶できるという利点があります。
問題集に上記内容が列記されていればよい過去問、問題集といえます。

看護師国家試験の過去問を解いていくというのは大切です。しかし解きっ放しではなく、問題を解いてまた、テキストに戻ることで知識が確実なものとなります。

問題集だけでは知識が断片的になり、問題の出し方が変わると答えられないといった傾向も見られます。問題集とテキスト“教科書或いは参考書”を手元に おいて、双方を活用しながら勉強していきましょう。

 過去問や問題集の活用法としては

  • 問題をピックアップし覚えていく
  • 統計などのデータについては新たに更新しておく

ことが大切です。

次に、炎症を例にとってみると「肘を蜂に刺されたとき」をなどの現象であれば、
① 赤く
② はれて
③ 触ると熱を持って
④ 痛い
⑤ 機能障害として腕が伸ばせない、「これをガレノスの5徴」・・
のように身近な出来事を思い浮かべながら確認していくと覚えやすいでしょう。

社会の話題にも耳を傾ける、2~4年前に改訂されたガイドラインや規則、マスメディアで盛んに用いられる語句などに関する問題が出題されやすいでしょう。 特に最近は高齢者が増えているため、高齢者の生理的特性についての出題や介護保険制度、訪問看護での注意点などの出題が多くなってきています。

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まとめ

問題集だけに頼り、その一冊を繰り返し勉強していると問題を一行読んだだけで正解の番号が分かってしまうという“わな”にはまって、その項目に関して十分覚えたと錯覚してしまい、選択肢の順序が入れ替われば、間違ってしまうことも考えられます。

そうならない為の方法として大切な事は2点。
日常の授業内容を理解しましょう。そして実習が始まれば自分の受け持ちの

  • 患者を通して学ぶ(身体 的・精神的・社会的)状況を確実に理解すること
  • カンファレンスで取り上げられる、グループ内の友人たちが証明していく病気に関すること
  • 病気を持つ人 の心の動き、その人を取り巻く環境

など5人グループで実習に出れば、5事例の症例が学習できます。カンファレンスを大いに活用し、多くの知識を実習中から自分のものとしていく努力をする事が1つ。

もう1点は“その事項に関しての基本原理を理解する事”そうすれば、たとえどんな形式で出題されても、それに対応できるようになります。
看護師国家試験の過去問を解きながら、学習の広さと深さを把握しましょう。
小項目が具体的に記述してあるテーマは具体的に学習し、漫然と記載されているところは浅く広く学習する。過去問の出題頻度を把握し、頻出項目から優先させて学習していきましょう。